職員の自宅で飼っていたザリガニの卵が孵化したため、小幡あさひ幼稚園の子どもたちにも
見てもらおうと赤ちゃんザリガニとお母さんザリガニを園のエントランスへ移しました。
登園するなり目ざとく見つけた子どもたちが「あ、何か置いてある!」「なになに?」と集まってきて、
「ザリガニだ!」「あかちゃんがうまれたって書いてある」
「どこどこ?」「いたっ! かわいい!」「わっ、いっぱいいる!」
と大騒ぎ。
それから数日経ちましたが、興味のある子どもは毎日食い入るように眺めています。
しばらく親子で元気そうでしたが、母ザリガニが土管の中で動かなくなりました。
体調が悪くなると傾いてきたりするのですが、姿勢はしっかりしていましたので
きっと脱皮が近いのだろうと思い、そっとしておきました。
(※おとなのザリガニも年に1~2度脱皮をします)
数日経っても脱皮をしないので、これはおかしいと思って母ザリガニを触って
みたら反応が無く、死んでしまっていて腐敗も始まっていました。
すぐに母ザリガニを取り出して水替えを行いましたが、水槽が小さかったため
水質悪化が早く、15~6匹いた赤ちゃんザリガニもほとんど死んでしまいました。
それでも3匹の赤ちゃんが耐えて残ってくれました。
「あれ? お母さんザリガニは?」「おおきいのどこいったの?」などと
聞きに来た子どもたちに事情を説明すると、
「ふぅん」「どうして死んじゃったの?」「じゅみょう?」「赤ちゃん元気で良かったね」
と様々な反応。
残った3匹がスクスクと育ってくれたらと思います。