おおきな“かぶ” ではなくて おおきな“くさ”?

いつものように畑で水やりをしていた時のことです。
夏休みの自由登園日で畑の世話は久しぶりだったために畑は草でいっぱいでした。
そこで年長さんたちが一生懸命草抜きをしてくれました。
一人の男の子が大きな草を見つけ、頑張って引っ張っていました。
そこへ他のクラスの男の子も来て「がんばれ!」と応援しましたがなかなか抜けません。
するともう一人女の子がやってきて、「みんなで引っ張る?」と提案し、
『おおきなかぶ』の絵本のように、
大きな草を男の子が引っ張って、その男の子を別の男の子が引っ張って、
その男の子を女の子が引っ張って、「うんとこしょ、どっこいしょ!」
それでも草はなかなか抜けず、“う~ん”と頑張っていました。
その草は本当に大きくしっかりしていたので結局抜けませんでしたが、
子どもたちの力を合わせて抜こうとする姿がとても可愛らしく、また頼もしく感じました。