先日の朝、園庭で遊んでいた女の子が2人で「袋ください!」と職員室に駆け込んできました。
先生「何を入れるの?」
子ども①②「どんぐり!」
先生「へぇ、どんぐり? どこにあったの?」
子ども①「おにわにおちてたの!」
子ども②「そう! トトロがきたの!」
と興奮気味に話す子どもたち。
トトロはどんぐりが好物なのですが、園庭にはどんぐりのなる木が無いので、どんぐりを見つけた子どもたちは『トトロが来たに違いない』と思ったようです。
先生(使用済みの封筒を渡しながら)「幼稚園にトトロが来てくれるなんて、すごいねぇ!」
子ども①「うん! すごいよねっ!」
子ども②「ねっ!」
大切そうにどんぐりを封筒に入れた2人は職員室を飛び出ていくと、今度は園庭の子どもたちに
「ようちえんに トトロがきたぁ~っ!」
と何度も叫び、他の子どもたちも巻き込んで盛り上がっていました。
そんな様子を見ながら(はて? 実際にどんぐりは誰が持ってきたんだろう?)と思い、
本当にトトロが持って来たような気がしてくるのでした。